自分の生活費を稼ぐペットたち

ソーシャルネットワークに投稿したペットの写真や動画が、国内外のユーザーたちを笑顔にさせの収入にもつながっている。
Facebook、Instagram、Tiktok、YouTubeなどのプラットフォームでは、犬や猫をテーマにした愛らしいチャンネルが次々と開設され多くのファンを獲得している。
チャンネルを運営するペットの飼い主には、何千人、何百万人ものフォロワーがおり、賞賛や励ましのコメントが寄せられている。

これらの投稿した若者の多くは、自分のペットが話題を集めるとは思いもせず、自分たちが可愛いと思う瞬間を何気なくのせたり、里親探しをしていたにすぎない。
しかし、熱狂的なファンができるにつれ飼い主たちはペットのためのチャンネルを立ち上げた。
するといつの間にかペットたちはソーシャルネットワークで地位を確立していった。

収入を得るペットたち

ホーチミン市在住の30歳の女性が飼うウェルシュ・コーギー・ペンブロークのボー（Bo/3歳）は、9つの広告に出演している。
ボーのデビューは数学塾センターのコマーシャルである。この時、ボーは幼い飼い主にいつも寄り添う家族の一員を演じ好評を得た。
6時間の撮影で250万ドン（約1万2000円）から450万ドン（約2万2000円）を稼ぐという。
飼い主の女性は、ボーが優れた容姿とカリスマ性を発揮して小遣いを稼いでくれることを誇りに思うと話す。

驚異のフォロワー数

TikTokチャンネル「Candy the Corgi」には、現在61万人以上のフォロワーと820万の「いいね！」がつき、Instagramアカウントには2万7,000人以上のフォロワーがおり、Facebookページも1回の投稿で10万近くの「いいね！」を獲得している。
これらアカウントは飼い主が愛犬のコーギーたちのために開設した。
フォロワーを一気に惹きつけたのは、昨年3月に投稿したゴディ・タンロン（Gody Thanh Long/ゴディドラゴンフルーツ）の1枚によるものだった。
このコーギーの名前は、生後2か月の時に赤いドラゴンフルーツをかじりつき、その果汁で体中の毛が赤くなったことに由来する。
まさにこの姿の写真に10万人のユーザーが反応し、5,000人のユーザーが「いいね！」をくれたことで有名なペットの仲間入りとなった。