2012年にハノイに設立された犬猫の鍼灸クリニックは、治療を受けるためにペットを連れてくる人々でいつもいっぱいである。
このクリニックを設立したファム・ティ・スアン・ヴァン准教授(90歳/ Pham Thi Xuan Van)は、ベトナム農業アカデミーコースで講師を務め、中国で獣医鍼治療を勉強した後、ベトナムの獣医学部にこの治療法をもたらし指導と教育に携わってきた。
引退後も、公安省の牛や飼育動物の鍼灸に定期的に参加し、2012年に彼女は農業アカデミーと協力して獣医鍼治療室を開設し、職業訓練の場を提供し、学生に卒業論文を指導してきた。
この鍼灸クリニックは、麻痺、機能障害、負傷した犬や猫を無料で治療する。
自立することが困難なペットには、身体に負担をかけずに鍼治療が行えるように柔らかなロープで診療台をつくるなど工夫を凝らし丁寧な診療を行っている。
クリニック内で長期の治療を行う場合、ペットの飼い主は入院中の餌の費用を負担するだけで済む。
また、鍼治療やマッサージだけでなく、ペットの餌もヴァン准教授によって管理と厳選がされている。
毎朝7時に、獣医学部(ベトナム農業アカデミー)の学生グループがクリニックにきて犬や猫を入浴させ、1時間マッサージするなどの世話をする。その後、外に放ち日光浴をさせる。
このクリニックで長年勉強してきた学生の一人はここで多くのことを学びました。
私にとって、ヴァン准教授は厳格な教師であり、また学生を愛し優しくて接する面白くて愛情深い祖母ですと話す。
犬や猫の鍼治療のポイントは非常に小さく見つけるのが難しいことが多いため、学生への鍼治療の指導には熱が入るという。
このクリニックには、多くの省や都市から何百人もの人が治療をしてもらうために日々来院する。
〈Zing News〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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