タンソンニャット国際空港(ホーチミン市)が4月30日まで滑走路1本の運用を停止しているため、現地航空会社は乗客にフライトスケジュールを定期的に確認するよう呼びかけている。
この閉鎖は多くのフライトの出発と到着の時間に影響を与える可能性があり、ベトナム航空、バンブーエアウェイズ、ベトジェットエアによると、特にピーク時には電話やEメールでフライトスケジュールを確認し、変更がないかを常にチェックする必要があるという。
ベトナム航空は4月30日まで発着便数を1時間あたり30便に減らし対応している。
一方、4月30日(南部ベトナム解放記念日)、5月1日(メーデー)などの連休中に需要増加が見込まれるため、ベトナム民間航空局(CAAV)は期限より5日早く完了させるよう要請している。
ベトナム最大の空港であるタンソンニャット空港は長年の過負荷運転により、2017年から2本の滑走路と誘導路のアスファルト表面に目に見える亀裂、変形、沈下が確認されている。
そのため、このプロジェクトは2020年7月に開始され国家予算から2兆ドン(約105億円)以上が投入されている。
同空港の年間旅客処理能力は2017年以降、3600万人を超え、設計上の年間旅客処理能力2500万人を大きく上回っている。
〈Saigon Times/Tuoi Tre〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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