農林水産省の発表によると、今年上半期の農林水産物の輸出額は240億ドル(約2兆6,000億円)を超え、前年同期比28.2%増加した。
農業農村開発省は、農産物の輸出額は104億ドル(約1兆1,000億円)で、13.3%の増加。お茶、コショウ、カシューナッツ、野菜、果物、ゴム、キャッサバおよびキャッサバ製品などが増加したと発表した。
また、ベトナムの米価格は一貫して上昇しており、中国や韓国など多くの国で米の需要が高まっていて、多くの企業が第2、第3四半期に輸出する契約をすでに結んでいる。
ベトナム果物・野菜協会のダン・フック・グエン書記長は果物の輸出は17.6%増の236万ドル(約2億6,000万円)に達したと述べた。特にライチが、中国、シンガポール、マレーシア、タイ、カンボジア、ドイツ、フランス、チェコなどの多くの市場に輸出された。また、国内市場における果物の販売も急増した。
農林水産省によると、パンデミックがまだ収束していない下半期、ベトナムは新たな市場を開拓するために、EU-ベトナム自由貿易協定(EVFTA)や環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)などを活用していく予定。さらにサツマイモ、ドリアン、唐辛子、パッションフルーツ、グレープフルーツ、ココナッツなどの果物の輸出を強化するために中国と交渉し、ロシア、中東、アフリカ、ASEANなどの有望な市場をさらに開拓し、日本、韓国、インド、EUへの輸出を強化すると付け加えている。
〈Vn Express〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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