ベトナムでは、「今買って、後で払う」という買い物のスタイルが、ますます一般的になってきている。
特にクレジットカードの分割払いによる耐久消費財の購入は、若者の間でトレンドになりつつある。
市場調査のResearch & Marketsの最近のレポートによると、この購入スタイルでの商品総額は2020年の2億700万ドル(約301億円)から今年は6億9710万ドル(約790億円)、2028年には47億ドル(約5,340億円)超に増加するとされる。
10月初旬、ホーチミン市が規制緩和をしたときゴック・ニューさん(Ngoc Nhu)は新しい冷蔵庫を買うことを決め、金利ゼロの8カ月分割払いを選択した。
彼女は月々130万ドン(約6,500円)払わないといけないが、「わずかな金額で気に入った冷蔵庫を手に入れることができました。最近は500万ドン(約2万5,000円)以上のものを買うときは、金利ゼロの後払いで購入します」と話す。
FEクレジットとホームクレジットがベトナムの分割払い消費市場の大部分を占めており、それぞれ約1200万人の顧客を抱えているという。
この1年で主に若い顧客とeコマースの発展のおかげで、この市場は急成長を遂げ、多くの企業がこの市場に参入した。
また、Fundiin、Reepay、Atome、LitNow、Moviなど、多く新興企業が登場した。
8月には、モバイルウォレットMoMoがTPBankとの提携を発表し、ユーザーに最大500万ドン(約2万5,000円)のローンサービスを開始した。
〈Vn Express〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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