eコマースサイトTikiは米国のIPOを目指す

投稿: KilalaNov 11, 2021

ⓒ Tuoi Tre

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ベトナムの電子商取引会社ティキ(Tiki)は、米国での新規公開株式(IPO)を見越して、2億5,800万ドル(約294億円)の資金調達し会社の評価額が10億ドル(約1,140億円)近くに上がると発表した。

同社は保険事業への参入を視野に入れているため、シリーズEの資金調達ラウンドは金融大手AIAが主導し、UBS AG LONDON BRANCH、Mirae Asset-Naver Asia Growth Fund、Taiwan Mobile、Yuanta Fund、および韓国最大の投資会社の1つであり既存の株主であるSTICInvestmentsが含まれていた。

ティキの創設者兼CEOであるチャン・ゴック・タイ・ソン氏(Tran Ngoc Thai Son)によると、新しい資本で、在庫管理、注文処理、配送のためのAIテクノロジーやロボットシステムの開発などのロジスティクスへの取り組みを加速させると話す。
また、2025年までに米国に上場する予定だったが、現在は1年以内に上場する予定であることを明らかにした。
さらに同社は、今後数年間で40〜50%の収益成長を見込んでいると付け加えた。

フェイスブック(Facebook)とベイン・アンド・カンパニー(Bain & Company)の8月の報告によると、ベトナムのオンライン消費者は5,300万人、つまり15歳以上の人口の71%で、2020年から8%増加すると予想する。
これは東南アジアで、インドネシアに次いでオンライン消費者の成長率が15%と2番目に高い。

ベトナムのeコマース収益は今年120億ドル(約1兆3,560億円)、2026年には560億ドル(約6兆3,220億円)に達すると予測されている。

書籍販売のオンラインプラットフォームとして2010年に設立されたティキは、4,000人近くの従業員と2,000万人のユーザーを擁するベトナムで人気のあるeコマースサイトに成長した。

〈DANTRI/Tuoi Tre/Vn Express〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。

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