サックス演奏の第一人者であるチャン・マン・トゥアン氏はトゥードゥック市の野戦病院で、新型コロナウイルス患者と医療従事者を励ますパフォーマンスを行った。
防護メガネに口の部分をカットしたマスクを装着した不自由な姿での演奏にもかかわらず、そのメロディアスな音色は聴衆の心を震わせた。それに応えるように、スマートフォンのライトが曲に合わせて振られ、温かい拍手に包まれた。
チャン・マン・トゥアン氏は「このステージは私のキャリアの中で特別なもので、本当に感動的なパフォーマンスとなりました。このサイゴンと全国のパンデミックを一日も早く克服することを願っています。一緒に努力しましょう」と語った。
このパフォーマンスは、ホーチミン市青年文化院の副所長であるクイン・ホア氏を中心とした約50人有名なアーティストが参加するボランティアチームの活動のひとつだ。このボランティアチームは1カ月ほど前からワクチン接種会場や隔離エリアでの検査補助、ヘアカットやフードサポート、さらに農産物販売のライブ配信を行い売り上げを後押しするなど多岐にわたる活動をしている。
パンデミックへの対応に苦慮する中、アーティストたちは社会的責任を全うするために、それぞれの方法で政府の新型ウイルス対策に貢献している。
パフォーマンス映像
〈Thanh Nien / Tuoi Tre / Vietnam Net〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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