メコンデルタのロンアン省(Long An)は、茨城県の企業との協力関係を強化し、より多くの地元労働者を日本企業で働けるようにしたいと考えている。
同省労働・障害・社会局の副局長はロンアン省の労働者を茨城県に送り出すうえで、両者の健全なパートナーシップに喜びを表明した。
また、日本で働き終えた多くの労働者が、同省に拠点を置く日本企業の主要なマネージャーや技術者になっていることを強調した。
そのことを踏まえ日系企業の進出を促進させるために3月4日のフォーラムで同副局長は、同省の経済状況、工業団地(IP)の開発に有利な交通システムと地理的位置についてアピールした。
ホーチミン市近隣のロンアン省は32のIP(Industrial Park)と62の産業クラスターがあり、総面積は約15,000ヘクタールある。
現在、16のIPと22の産業クラスターが稼働しており、稼働率は90%を超えている。
また、約500ヘクタールの更地があり、投資の準備が整っている。
現時点で1,127のFDIを受け入れており、総投資額は94億ドル(約1兆850億円)を超えている。
日本はロンアン省に、132プロジェクト、4億7900万ドル相当(約550億円)を投資している。これは、全国で4番目に投資の多い省である。
さらに同省は人口の63%が労働年齢であり、豊富な労働力を有し、訓練された労働者の割合は72.1%で、そのうちの31%以上が学位や証明書を保持している。
2020年、省人民委員会は、雇用問題を解決し、所得を向上させ、労働力と外国語能力を高め、省の産業化と近代化プロセスに貢献することを目的として、2020年から2025年にかけて労働者を輸出するプロジェクトを発表した。
〈VietnamPlus〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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