ベトナムデジタル農業協会(VIDA)とICT企業FPT、SBIグループ、DENBA株式会社は共同で、11月30日に「ベトナムと日本の技術と農産物の交換に関するフォーラム」をオンライン開催した。
このフォーラムには、農業、ハイテク・デジタル・トランスフォーメーション、サプライヤーと消費者のための最適なモデル展開や生産ライン事業をしている、あるいは関心を持つ両国の多くの企業が参加し、新型コロナ流行の複雑な状況の中で、生産、消費、流通チェーン、原材料、農産物の供給、高品質な農産物の収穫、加工、保存、消費の各段階の状況を日越両国の市場に適した基準に関連して、双方が意見交換を行った。
代表者たちは、日本政府がベトナムの農産物に特別な関心を寄せていることから日本市場は非常に大きな可能性を秘めていることに言及した。
特に多くの基準に従って徐々に「よりグリーンでクリーン」になりつつあるベトナムの農産物にとっては大きなチャンスといえる。
また、ベトナムでは人口が絶えず増加し食料や食糧の需要が増加しているため、農業生産にハイテク技術を取り入れることが急がれている。
SBIグループはベトナムのいくつかの主要な農産物グループにトレーサビリティーと保存技術を活用するために、ベトナムデジタル農業協会とベトナム企業を支援することを提案した。
さらにベトナムデジタル農業協会とその加盟企業が日本の流通業者や小売業者と交渉し、ベトナムから水産物、生鮮果物、果物加工品を購入することを支援することも日本企業は提案した。
今後はベトナムで日本の基準に沿った大規模な投資プロジェクトや果物加工・保存センターなどを共同で検討し、政府や両国の関係省庁・セクターに提案していく予定となっている。
〈Nhan Dan〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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