ベトナム最大の都市であるホーチミン市は、交通の便の悪さや環境問題は依然として懸念されているものの、外国人が住み、働くのに最適な都市として世界第6位にランクインした。
これは海外駐在者などが信頼を持ってつながることを目的とした世界中で展開されるサービスサイト・インターネーションズ(InterNations)が57都市を対象とした調査によるものだ。
この調査では、174の国籍の12,420人以上の回答者に都市生活の質、定住、都市での仕事、金融・住宅、生活費、幸福度などについて質問した。
地元の生活費指数では84%が生活費を肯定的に評価し、75%が可処分所得が支出をまかなうのに十分と答えている。
住居事情は賃料が手頃で(世界平均42%に対し61%)、簡単に見つけられる(世界平均60%に対し88%)という結果が出ている。
また、88%が自分の仕事に満足している(世界平均は68%)。
さらに、新しい友人を作るのが簡単で、社会生活に満足しており、地元の人々は外国人居住者に対して概して友好的であると述べている。
しかし、都市生活の質は、ほぼ3人に2人が不満を持っている。
昨年の調査では、環境や公共交通インフラの面で駐在員から世界最悪の評価だった。
2021年のランキングのトップは、マレーシアのクアラルンプールで続いてスペインのマラガ、アラブ首長国連邦のドバイとなった。
5位のシンガポールとホーチミン市が東南アジアで唯一トップ10入りした都市となった。
〈Vn Express〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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