ホーチミン市の住宅価格、過去最高を記録

今年の第2四半期にホーチミン市の不動産価格が急騰し、過去最高を記録し、現在市内のいくつかのヴィラは7000億ドン（約40億6000万円）で販売されている。

不動産サイトのCafelandが主催した「2022年後半のマネーフローと不動産動向」会議で、CBREベトナムの住宅プロジェクトマーケティング部長は、現在、市東部の住宅や別荘が1平方メートルあたり2億ドン（約116万円）から4億ドル（約232万円）の価格で市場に出ていると述べた。

さらに現状について次のように話した。
住宅供給についてホーチミン市の利用可能なアパートの数は、今年の第1四半期の約1,000戸から12,000戸に急増している。
第2四半期の供給量は2019年第3四半期の供給量とほぼ同じで、市場が本格的に復活しつつあることを示している。
ただし、これらのアパートは一部の大型プロジェクトのハイエンド・高級住戸が中心であるため、市場に投入されたプロジェクトの数は2019年同期よりも少なかった。
また、手頃な価格帯やミドルエンドのアパートは最近手に入りにくく、郊外にしかないことが多いです。
年内のアパート供給については、ホーチミン市で発売される新築アパートの数は2万2000～2万4000戸に達する見込みで、すでに1万4000戸が売りに出されています。

Savills Vietnamのシニアディレクターによると、アパートの供給は年末まで制限され、アパートは高値で取引されると予測される。
ホーチミン市のアパート価格は、地元住民、特に30～35歳の人々の収入よりはるかに高いので多くの人々はロンアン省（Long An）、ビンズオン省（Binh Duong）、ドンナイ省（Dong Nai）などの近隣の省に住戸を探しているという。