ベトナムは現在、日本にとって5番目のバナナ供給国であり、東南アジア諸国からの輸入量と金額は過去10カ月の間に急増した。
税関の統計によると、この10カ月間の日本のバナナ(HS code 0803)の輸入量は939.8千トン、936億円に達し、前年同期比で数量で4.7%、金額で3.5%の増加となっている。
輸入バナナの平均価格は1トンあたり99,600円前後で推移しており、年間では1.2%の下落となっている。
日本ではバナナは人気商品であり、スーパーマーケットをはじめ、コンビニエンスストアや食料品店でよく売られている。
1世帯が1カ月に消費するバナナの量は9〜15本といわれているが、ほとんどを輸入に頼っている。
日本市場へのバナナの供給構造ではフィリピンが最大の供給国となっており、同期間中のバナナの輸入総量の75.8%を占めている。
次いでエクアドル、メキシコ、グアテマラ、ベトナムと続き、ベトナムは平均輸入価格が急落しているにもかかわらず、同市場の第5位の供給国にとどまっている。
日本へのバナナの平均輸入価格は1トンあたり107,600円(前年同期比19.8%減)と高止まりしている。
〈VOV〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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