2030年までに2,320万人の人口増加見込まれるベトナムは、今後10年間で中間層の人口が最も急速に増加する9カ国のうち、7番目にランクされている。中産階級とは、一人当たりの一日の支出が11USDから110USD(約1,200~12,000円)の世帯を指す。
データ企業のワールドデータラボ(World Data Lab)が発表したレポートによると、世界で最も急速に中流階級の人口が増加するのはインドネシアで7,580万人、次いでパキスタン(5,950万人)、バングラデシュ(5,240万人)となっている。その他、ベトナムを上回る国は、フィリピン、エジプト、アメリカで、それぞれ4位、5位、6位となっている。
2030年までに5,600万人の中産階級が誕生するベトナムは、中産階級の人口が最も多い経済30カ国の世界ランキングで、現在の26位から8ランクアップの18位に躍進することになる。
また、レポートでは、45歳から65歳までの中年層がベトナムの中流階級人口の主役になるとしている。2020年にはそのグループの消費者支出の20%を占め、2030年には25%近くまで上昇するという。
2030年までに10億人以上のアジア人が世界の中流階級に加わることになるが、現在の新型コロナウイルスの大流行は、世界経済の大きな人口動態の変化の一時的停滞すると予測している。
中流階級の人口が最も多い国として、中国、インド、米国がトップ3の座を維持すると予測される。
〈Vn Express〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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