大手乳製品製造会社ビナミルク(Vinamilk)と畜産公社ビリコ(Vilico/Vietnam Livestock Corporation)は、双日株式会社およびヴィンフック省人民委員会(Vinh Phuc)と、5億ドル(約570億円)規模の牛肉プロジェクトに関する覚書を締結した。
本プロジェクトは、今後のベトナムにおける畜産業の新たな発展のための強固な基盤となることが期待されている。
今回の覚書により、ベトナム国内および輸出向けの牛肉生産・加工・販売の合弁会社が設立された。
さらに2023年の操業開始に向けて、約3兆ドン(約150億円)を投資し、年間約3万頭の牛の生産能力と閉鎖型の近代的な加工施設を建設する。
双日の平井龍太郎代表取締役副社長は、ベトナムおよび東南アジアでの安定した食料供給体制の構築を目指し戦略的パートナーと協力して、ビリコとビナミルクの強みと当社のノウハウを融合させ貿易活動を強化していきますと述べている。
日本の投資家は、この合弁会社の設立を通じてベトナムと日本の市場に安全で信頼できる高品質の牛肉製品を提供し、将来的にはベトナムの牛肉製品を潜在的な市場に輸出したいと考えているという。
〈Hanoi Times〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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