感染者急増 都市による対応の違い

感染者の80％以上は軽症または無症状であることが分かっている。
市当局は、各地区に対して感染数の動向を確認し、保健省が採用した4つの警報レベルに基づいて予防・対策を調整するよう要請した。
また、1日の新規感染者数が増加し続けている場合には、飲食サービスや大勢の人が集まるイベントなど、必要のないサービスを停止することを検討していることを明らかにした。
今回の感染者増加は、多くの人が新型コロナに対する意識の低下や予防対策ガイドラインを軽視していることに原因があるとされる。

ホーチミン市 新型コロナによる死者数増加

ホーチミン市は依然と新型コロナ感染者が国内で一番多く、ここ数カ月増加傾向にある。
12月5日時点で、16歳以下の子供497人を含む1万3681人の患者に治療している。そのうち、431人の重症患者が人工呼吸器を使用しており、14人がECMOを使用している。
さらに同市新型御コロナ予防・制御委員会によると、12月6日にホーチミン市で94名の新型コロナ患者が死亡し、この2カ月間で最も高い数となった。
現在、死亡者数は18,498人に達し、これは国内の3分の2を占めている。
しかし同市は、最近、午後10時までとした飲食店の営業時間規制を撤廃した。
これは今まで時間の規制があったものの、消費者の需要と生産活動が刺激され、公的収入が増加し、雇用の創出に役立ち、人々の経済的負担が軽減された結果によるものである。