温州みかん ベトナムへ初輸出

温州みかんの輸出式典に首相として初めて日本を公式訪問しているファン・ミン・チン氏が出席した。
これは昨年、菅首相（当時）がベトナムを訪問した際に、温州みかんのベトナム輸出の促進協力を要請したことにより実現したものである。
駐日ベトナム大使館のター・ドゥック・ミン商務参事官（Ta Duc Minh）によると、11月28日に2トンの温州みかんが初輸出される。

日本の温州みかんとベトナムのライチやリュウガンは、これまで両政府がお互いの市場への輸出を積極的に推進してきた特産品の1つである。
2022年、日本はリュウガンを輸入するための認可プロセスを加速化することを積極的に検討している。

11月23日の朝に行われたファム・ミン・チン首相はと菅元首相、日越友好議員連盟の二階会長との会談でファム・ミン・チン首相は、日本がベトナムの最も重要な戦略的パートナーであることを強調し、双方の広範な戦略的パートナーシップは、高い政治的信頼によってすべての分野で強力かつ包括的に発展し続けていますと述べ、さらに日本政府がベトナムに緊急ワクチン支援を提供することを積極的に推進してくれた菅元首相と二階会長に謝意を伝えた。

これに対し菅前首相と二階会長は、今後も日越関係の強化と多くの分野での協力の新たな機会の開拓に積極的な貢献することを表明した。

ベトナムと日本は1973年に外交関係を樹立した。日本はベトナムの主要な経済パートナーであり、2011年にベトナムの市場経済状況を認めたG7初の国でもある。また日本は最大のODAによる援助国で、外国直接投資は2番目に多い。