金業界の市場開発組織ワールド・ゴールド・カウンシル (World Gold Council)のアジア太平洋地域(中国を除く)および公共政策担当の地域CEOは、ベトナムは東南アジアで最も高い金の需要を持ち、世界でもトップ10に入ると述べた。
ベトナムにおける貴金属の需要は、2021年には43トンに達し、前年比8%の上昇を記録した。
このうち、宝飾品は12トンで11%増、金の延べ棒とコインは31.1トンで前年よりやや増加した。
インド、スリランカ、中国に次ぐアジア第4位の地金・コイン市場であり、世界でも第8位であった。
最近の調査によると、ベトナムの消費者の72%が金は安全な資産であり、今後も投資を続けると考えていることが分かった。
さらにベトナムの人々の金の所有率は、他の地域の人々と比べて高く、長期的に金を保管する傾向がある。
2021年の世界の金需要は10%拡大し、金の延べ棒とコインは過去8年間で31%急増しているという。
金市場の自由化を強く支持しており、金市場を正式化するために銀行での金投資口座の開設を許可すべきと76%が回答している。
また、55%がベトナム国家銀行によって認可された金取引所や取引プラットフォームの設置を求めている。
同国の金価格は、1月25日に記録した37.5グラム(1テール)あたり6350万ドン(約31万9900円)となり史上最高値に近い水準となっている。
2月16日時点では6290万ドン(約31万6900円)で、世界価格より1160万ドン(約5万8400円)高い。
〈VIR/Vn Express〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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