パナソニックエコシステムズ株式会社とパナソニックライフソリューションズベトナム有限会社(Panasonic Life Solutions Vietnam)は、ベトナム南部のビンズオン省に新工場を完成させ、10月13日より室内空気清浄機と換気扇の生産を開始する。
本工場は、パナソニックがベトナムで初めて室内空気環境(IAQ)製品を生産する工場であり、空気環境の改善と地域の消費者の生活の質の向上を目指す。
2023年3月期からは、アジア、中東、アフリカなど国内外の市場に向けて、室内空気清浄機や換気扇を供給し、2024年には研究開発部門を設置し、開発・生産・販売を一貫して行う拠点とする予定。
東南アジアにおける室内空気環境関連機器の主要生産拠点として、2026年には2021年比で約1.5倍の生産量を見込んでいる。
パナソニックライフソリューションズベトナムの小笠原卓常務は、東南アジア地域の経済成長に伴い、今後、これらの製品の需要が増加することから、ベトナム工場の建設は、東南アジア市場の開拓を目的とした戦略的拡大計画の一環であると述べている。
ベトナムへの投資を決定した理由としてベトナムはここ数年、堅調な経済成長を遂げている市場の一つで、若く創造的で熟練した労働力があることだと述べた。
今回のビンズン工場は、パナソニックライフソリューションズのベトナムにおける3番目の工場となる。
工場の総投資額は4,500万USD(約50億円)、生産能力は年間300万台を予定している。
〈VOV〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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