マッチングアプリ「Tinder」で孤独を癒す若者たち

投稿: KilalaSep 1, 2021

ⓒ Vn Express

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ロックダウンが長期化し人との直接的なつながりが難しい中、多くの独身の若者は孤独や不安を和らげるためにマッチングアプリ「Tinder(ティンダー)」で人とのつながりを求めている。

全国的に社会的距離規制措置を実施してから「Tinder」はGoogleで検索された最も人気のある単語となった。またここ数カ月の間はApp StoreやPlay Storeで常に最もダウンロードされているアプリのひとつとなっている。
国内メディア企業のレポートによると、Z世代(1997年以降に生まれた人)ユーザーの51%が2020年6月から2021年6月の間にマッチングアプリを利用し、そのうち93%がこのパンデミックの間に新しい人と出会い、つながりを維持しているという。

ほとんどのユーザーはこのようなアプリで新しい人とコミュニケーションをとることは、長期にわたる孤独感を克服するのに役立っているという。
特にハノイやサイゴンのような都市部では、家族や友人、同僚との交流が活発だったため、屋内に閉じこもることは多くの人にとって精神的負担になっている。

現在ホーチミン市1区に住むダナン市出身のダン・ティ・トゥ・タオさん28歳(Dang Thi Thu Thao)は「最初は大丈夫だったのに、毎晩寝る前に寂しさや絶望感を感じるようになりました。友人の多くは結婚していたり子供がいたりして、同じ悩みを共有して私と話す時間はなかなかありません」と述べた。

ホーチミン市のゴーバップ地区に住むグエン・トゥイ・ニーさん25歳(Nguyen Thuy Nhi)も同様のアプリを使用し、カフェもバーも映画館にも行けない今、このアプリが唯一の社交場だといい、現在2人の男友達とやり取りをしている。彼女はインターネット上では見知らぬ人からのキャットフィッシュやセクハラの危険性があることを認識しており細心の注意を払っているという。

この年代の多くの人がマッチングアプリを定期的に利用している。このアプリは単に恋愛や交際相手を見つけるだけでなく、他の人とオンラインでつながり孤独を紛らわす場となっている。また、悲しいニュースが氾濫するなかストレスから逃れられる場にもなっている。

国際労働機関(ILO/International Labour Organization)が昨年、ベトナムを含む112カ国で行った調査によると、パンデミックの中で18歳から29歳の若者の3分の2が不安や抑うつ状態に陥る可能性があるという結果がでている。

〈Vn Express〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。

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