かつてベトナムで1房1100万ドン(約6万4000円)で売られていた世界一高価なブドウ「ルビーロマン」が今ではその10分の1以下の値段で売られているため、その真偽が疑われている。
ハノイやホーチミン市の多くの果物店では、石川県特産のルビーロマンが400~700グラムの房で55万~70万ドン(約3200~4000円)で売られている。
ルビーロマンは非常に高価なため、以前はベトナムに輸入される量は非常に少なかった。しかし、ここ最近ベトナム市場にはルビーロマンとして売られるブドウがあふれている。
ハノイで果物屋を営むホアさんは、ルビーロマンを10箱輸入したところすぐに売り切れたという。
ホーチミン市の果物卸売業者であるロアンさんは、6月中旬からルビーロマンのブドウを4バッチ輸入しています。1バッチは約150房ですべて売れてしまったという。
ベトナムでは、日本のブドウ品種でありながら石川県ではなく台湾で栽培されたルビーロマンが売られていると多くの店が断言する。
しかし、これらのルビーロマンは実際には台湾や中国本土から輸入された似たような外見のものである可能性があるという。
ホーチミン市の輸入フルーツショップチェーンのマネージャーであるハン氏は、ルビーロマンとして売られたブドウは外観は本場のものと似ているが、甘さや大きさが異なると述べている。
かつて日本からルビーロマンのブドウを正式に輸入していたミアグループのCEOは、ベトナムでは台湾からクイーンニーナというブドウを輸入し、ルビーロマンとして販売している店もあると指摘している。
〈VnExpress/ JA全農いしかわ〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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