近年、多くの人が短期間の美容ケア職業訓練校に入学し証明書を取得し良い収入とスキルを磨くチャンスを得ている。
ホーチミン市にある職業訓練学校Khoi Viet International Schoolは、中級レベルの美容トレーニングコースは1年半の学習期間があり顔、体、爪の基本的な美容施術、タトゥー、スキンケア、ネイルアート、メイクアップアート、デザイン、ヘアスタイルなど美容院で行うメイクアップの技術を学べる。
終了後、優秀な学生はエステティックサロンに就職したり、自分のサービス業を開業することも容易となる。
スパやビューティーサロンのサービスはベトナムの消費者の間で人気が高まっている。
5年前からホーチミン市3区でスパを開いている25歳のグエン・マイ・チャムさん(Nguyen Mai Tram)は、以前、Nguyen Tat Thanh Intermediate Schoolで美容を学び、その後、コンテストに参加し経験を積み自分の店を開いた。
彼女の店には現在15人のセラピストがおり、全員が市内の職業訓練校で正式に訓練を受けている。
新型コロナが流行した2年間を除き2022年の初めから今まで多くのお客を迎えている。
施設の費用、従業員の給与とボーナスを除いた後、毎月1億ドン(約58万円)近くを稼ぐことができるという。
スキンケア、カラーコスメ、ヘアケア、フレグランス、パーソナルケアなどを含む美容業界の可能性について、人材予測の専門家であるホーチミン市職業教育協会の副会長は美容は現在大きな需要があるいう。
全国には、美容ケアの分野の職業訓練機関が何百とあります。ホーチミン市だけでも約50の訓練機関があり、年間12,000人近くの生徒を入学し、卒業生は全員すぐに就職先が決まります。
学生は3〜6カ月の初級コースまたは1年半の中級コースを受講するだけで、一人月額800〜2000万ドン(約4万6000~11万6000円)の収入を得られスキルを身につけることができるのです。
Nguyen Tat Thanh Intermediate Schoolの校長によると、社会の発展と美意識の高まりにより美容業界は盛んな職業の1つになっている。
そのため、美容の職業訓練ライセンスを取得していないにもかかわらず、違法にトレーニングを行っている施設も少なくありませんという。
規則を破る人々を抑止するためには学生と社会が職業訓練に対する安心感と信頼を得られるように、規則を遵守しない訓練機関を罰する強力な措置を担当機関が必要ですと提案した。
他の多くの職業訓練校の指導者も、企業や無許可の訓練組織が職業教育活動に影響を与えることを抑止するため、管理を強化し厳しく対処するよう要請している。
同時に、ホーチミン市労働・戦傷病者・社会問題局は、情報を必要とする学習者が迅速に調べ、適切な学校を選択できるように業界の職業教育ポータルのウェブサイトに投資し、アップグレードすることを提案している。
さらに学生には証明書だけでなく能力評価テストを受けさせて、職業訓練校の質を認定するセンターの設立を検討する必要がある。
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