みずほ銀行が1億7000万ドル(約190億円)を投じて、ベトナムの電子財布アプリ「Momo」を運営するスマートフォン決済会社M-Serviceの7.5%の株を買収し、ベトナム企業の小売事業を活用する見通し。
同銀行は、海外投資で競合他社に遅れをとっているため、アジアの成長率を利用したいと考えているとされる。
今回の件に関してM-Serviceは明らかにしていない。
M-Serviceは、ベトナムで最多の2,000万人以上が利用している決済アプリ「MoMo」を運営している。
2007年に設立され、ホーチミン市に拠点を置く同社は、MoMoの50%以上の市場シェアを活用して、ユーザーが複数のサービスにアクセスできるスーパーアプリ(統合的なアプリ)にすることを目指している。
みずほ銀行は、2011年にベトナムの国営銀行であるベトコムバンクにも出資している。今回のM-Serviceへの出資は、ベトナムの小売市場における両社の協力関係を強化するものと期待されている。
〈Vn Express〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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