広がるパナソニックの奨学金制度

投稿: KilalaApr 21, 2022

Panasonic_vir.jpg

ⓒ VIR

パナソニックベトナムは4月14日、ホーチミン市で「パナソニックスカラシップ2021」の授与式を開催し、全国の大学で学ぶ優秀な学生15人に奨学金を授与した。

18年を経てベトナムで授与された奨学金の総額は230万ドル(約2億9600万円)を突破した。
昨年は全国の約65大学から500人の応募があり新記録を樹立した。

この奨学金プログラムは、優秀な成績を収め国の発展に貢献することで、常に自己研鑽に励む学生を支援することを目的としており、1学年あたり1300ドル(約17万円)の経済支援が提供される。
また、奨学金を受け取った学生にはパナソニックベトナムグループ各社でのインターンシップを通じて職場環境や新技術を体験する実践的な機会が提供される。
さらにコミュニケーション能力、問題解決能力、時間管理能力を養うためにさまざまなオンライントレーニングができる。

Panasonic2_vir.jpg

このプログラムでは学生にさまざまなトレーニングが提供されソフトスキル向上に役立っている ⓒ VIR

同社代表の丸川洋一氏は、「パナソニックは100年の歴史の中で、常に人材が成功のための重要な推進力であり最も貴重な資産であると考えてきました。そのため、職場としてだけでなく従業員一人ひとりが成長し、自らの可能性を実現できる場所であるよう努め国家と国民の幸福に貢献します」と述べている。

ホーチミン市の外国貿易大学(Foreign Trade University)の最終学年であるグエン・レ・ニュー・クインさん(Nguyen Le Nhu Quynh)は「このプログラムは経済的な支えになり、勉強に集中し学校で良い成績を収めることができ、同時に成長の機会も与えてくれました。さらに全国の学生をつなぐことにも役立っています。すべての学生がパナソニックの理念と社会に貢献したいという思いに触発されました」と述べている。

同社は100年以上前に創業者が掲げた社会的責任の経営理念を追求し、教育や環境を中心とした企業活動を通じて、ベトナムの持続的な発展と繁栄に貢献することを続けている。

〈VIR〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。

その他のニュース

ニュースランキング