7月13日に情報セキュリティ局(AIS)によって開催されたパスワードレス認証に関する会議で2021年にベトナム人の4210万件のパスワードが流出したことをが分かった。
最も流出したパスワードは「123456」であり、昨年は340万回以上使用され、悪用されるリスクをもたらしていると情報省は発表した。
これは情報漏えい事件の約80%は脆弱なパスワードと関係があり、現在多くの人の生活の一部となっているオンライン経済への大きな懸念である。
会議の責任者であるグエン・タン・フック氏(Nguyen Thanh Phuc)は現状を次のように説明する。
ベトナムはサイバー犯罪者の上位ターゲット国の一つである。
今年上半期、情報セキュリティ局は金融や銀行を装った506件の詐欺サイトに対処し、150万件のアクセスを防いだ。
セキュリティの脆弱性、パスワードの使用パターン、詐欺などを通じて登録情報が盗まれるリスクは常に存在します。現在はパスワードの保護に使われるアルゴリズムは非常に早く破られる可能性があります。
大規模な組織では、パスワード管理やインフラのために、平均して年間約100万ドル(約1億3800万円)を費やす必要あります。
さらにベトナムではこの問題の解決策としてパスワードレス認証の方法を開発する必要があるという。
〈VnExpress〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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