インスタントラーメン消費国世界3位

投稿: KilalaAug 16, 2021

ⓒ Vietnam News

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インスタントラーメン消費国 世界3位に

世界インスタントラーメン協会(World Instant Noodles Association/WINA)によると、昨年、ベトナムでは約70億パックのインスタントラーメンが食べられ、中国・香港、インドネシアに次いで消費第3位となった。

マーケティング会社Nielsen Vietnamの最新の調査では、国産インスタントラーメンの消費率は67%増加している。世界でも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、インスタントラーメンの需要が急増し、消費需要は2020年に前年比14.79%増となった。

多くのベトナム人はインスタントラーメンの有害性をよく知っているが、間食として食べることも多く、特に家族を離れた学生に人気だ。
ユニセフによるとインスタントラーメンは、お腹を満たすことはできても子どもの成長に必要な栄養素の不足つながり、東南アジアの深刻な栄養失調の原因の1つであると述べている。

WINAの統計では、インスタントラーメンの最大の消費者はアジア市場で、昨年は世界の消費量の56.45%を占めた。インドネシア、ベトナム、フィリピン、タイ、マレーシアの東南アジア地域は、総需要の25.24%を占めている。

Facts and Factors社の市場調査では、インスタントラーメン類の収益は2020年の456億7,000USD(約5兆円)から今後5年間で735億5,000USD(約8兆円)に増加すると予想されている。

ベトナムはインスタントラーメン類の輸出量が300%急増し、世界40カ国以上で販売されている。

新型コロナの影響で供給不足

Acecook Vietnam の梶原潤一社長は、社会的隔離規制措置による「労・食・住」集約を実施し操業しているが、従業員は半数となり、生産量が減り、市場の需要に応えられなくなってしまった。さらに流通業者に感染者が確認されたためスーパーマーケットへの商品配送にも影響が出ていると語った。

ⓒ Thoi Dai
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〈Thoi Dai/Thong tan xa Vietnam〉
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