国家賃金委員会は、7月1日から地域別最低賃金を6%、月額180,000〜260,000ドン(約992~1433円)の引き上げを承認した。
具体的には、第1地域、第2地域、第3地域、第4地域の最低月額賃金がそれぞれ460万ドン(約25,300円)、413万ドン(約22,800円)、367万ドン(約20,200円)、333万ドン(約18,300円)となる。
国家賃金評議会議長のレ・バン・タイン(Le Van Thanh)労働・障害・社会問題副大臣は、6%の引き上げは労働者の要望に一部応えられる。これはわずかな引き上げですが雇用者と被雇用者双方の妥協点だったと話す。
ベトナム労働総連盟の副会長は、地域別最低賃金は2年間引き上げを保留しており、賃金労働者は製品の価格上昇と新型コロナによる収入減少のために苦しんでいる。
消費者物価指数が上昇し労働者の生活に影響を与えているため、企業の困難は理解するが、労働者を支援するよう呼びかけた。
また、社会経済は回復のためにも地域別最低賃金の引き上げは、労働者が生産性を高め企業の早期回復に貢献するため、雇用者と被雇用者の両方に利益をもたらすと話す。
しかしベトナム商工会議所の代表は、企業は年始に多くの労働者を採用する傾向があり、賃上げによって労働者を引きつけ経営を安定させることができる。
そのため、賃金の引き上げは2023年初頭から適用されるべきであると話している。
〈VietnamNet/SaigonTimes〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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