新型コロナウイルスで命を落とした人々を追悼する式典が、11月19日の午後8時にハノイとホーチミン市で同時に開催される。
この式典は、亡くなった同胞への追悼と感謝の意を表し、犠牲になった将校、兵士、部隊を称えるとともに、国民の喪失感と苦しみに寄り添い分かち合い、励ましや思いやりを広く伝えるものである。
式は初めにいくつかの報告とスピーチが行われ、8時30分から犠牲者を追悼する儀式が始まり、その模様はテレビ(VTV1)で生放送される。
トゥードゥック市とホーチミン市のすべての地区でも、犠牲者を追悼するためのキャンドル点灯の儀式が行われる。
市内のすべての宗教施設は鐘を鳴らし、港に停泊中の船舶は汽笛を鳴らす。
住民にも電気を消しキャンドルを灯すことを呼び掛けている。
また、ニュウロック‐ティゲー(Nhieu Loc-Thi Nghe)、タウフー‐ベンゲー(Tau Hu-Ben Nghe)の各運河沿いの地区では、8時35分に灯篭が流される。
式典の間、文化的、芸術的、娯楽的、レクリエーション的な活動を制限し、テレビ局は、文化・娯楽番組の放送を一時的に中止し、ベトナムテレビ局が放送する追悼式典の同時中継を優先するよう要請している。
ホーチミン市保健局のグエン・ホアイ・ナム副局長(Nguyen Hoai Nam)によると、11月16日現在、同市では新型コロナウイルスによる死亡者数が1万7263人を記録しており、そのうち41.5%が男性、58.5%が女性、86.5%が50歳以上となっている。3人の医療従事者、38人の子供、62人の妊婦が含まれている。
〈Thanh Nien/Tuoi Tre/Thong tan xa Vietnam/Saigon Giaiphong〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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