ハノイ郊外の「お香の村」といわれるクアン・フー・カウ村(Quang Phu Cau)は、1世紀以上前からお香作りが盛んで、通常テト(旧正月)前の1月は最も忙しい時期である。
テト休暇(今年は2月1日から)が近づくと、人々はお寺や自宅の仏壇にお香を焚いたりするため、売り上げが伸びる。
しかし、昨年の同時期に比べ、30パーセントは売り上げが落ちたと生産する村人たちは嘆いている。
今年は感染防止政策のため、トラック輸送が思うようにできなかったことも原因のひとつだった。
ベトナムの2021年の経済成長率はわずか2.58%で、過去30年間で最低となった。
事態は好転し始めたが、影響はまだ残っている。
同村は、ベトナム全土に点在する生産拠点の一つであり、販売する地域の好みに合わせて香りを慎重に調合している。
昔ながらの製法で竹を切ってピンクの染料に浸し、乾燥させ、香り付けするなど、村のほとんどの家庭が古くからお香の生産している。
〈Tuoi Tre〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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