AI技術による言語学習ビジネスのパイオニアである英会話アプリELSA(エルサ)は、国内の企業が効率的に労働力をスキルアップするための支援を目的とした150億ドン(約8500万円)のプログラム「Empower the Workforce of Tomorrow」を開始した。
その目的は、ベトナムの経済回復に貢献し世界的なパンデミックの影響に直面した企業が正常な状態に戻るのを支援することにある。
オンライン学習プラットフォームUdemy(ユーデミー)のレポートによると、10人中ほぼ9人の経営者や管理職が、自分の組織はすでにスキルギャップに悩まされているか、今後5年以内にスキルギャップが発生すると考えている。
そのため、労働者のスキルアップのためのプログラムを提供することは、ほとんどの企業にとって優先事項になっている。同レポートによると労働者はリーダーシップやコミュニケーションに関するスキル、英語の最も効果的な使い方、ビジネスインテリジェンスやファイナンススキルについて学びたいと考えているという。
特に英語に関してはベトナムで顕著に表れている。
ベトナムは最近、国境が全面的に開放され海外からの旅行者と新しいビジネスチャンスの両方が開かれた。
英語が堪能であることは最も重要なことであり、雇用主にとって大きなプラスとなる。
しかし、語学学校を展開するEducation Firstによると、ベトナムの英語能力指数(EPI)は近年低下している。
2020年のランキングでベトナムは65位、「低熟練度」のカテゴリーに位置づけられた。
〈vietcetera〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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