ベトナム民間航空局(CAAV)によると、ベトナムの航空会社が運航する5,600便以上が先月遅延し、同国の6つの航空会社が運航するサービス全体の18.2%を占めた。
この数字は前年同月比15.9%増、先月比9.4%増であった。
格安航空会社ベトジェットエアの遅延率は24%と業界で最も高く、次いでベトナム航空の20.1%だった。
そのほとんどがホーチミン市のタンソンニャット国際空港でのフライト遅延だった。
ベトナム民間航空局の副局長はこの問題に関する会議に出席し、タンソンニャット空港でのフライト遅延の問題は「かなり深刻」である。
インフラの過負荷の他に合理的な飛行機の配置がなされておらず、駐機場所から滑走路に移動するのに15〜20分もかかるケースもあると話す。
さらにもう一つの原因はパイロットの技量にあると指摘する。
同空港で行われた最新の調査では、シンガポール航空の飛行機が着陸後60秒で滑走路を離れたのに対し、国内航空会社のパイロットは70秒近くを要した。
そのため、各空港は滑走路の占拠に対処するための特定の規則を打ち出し、フライト数を減らさなければならないという。
ベトナム航空の副社長は、フライトの遅れは市場が需要が予想を上回り準備と対応ができなかったと話す。
今年上半期では、国内空港利用者数は4070万人に達し、去年の同じ期間において56パーセント増加した。国際線利用客は約180万人で904%増となった。
〈VnExpress〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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