約8,000軒の農家がネット販売を開始

情報通信省の報告書によると、ベトナムの農家の約8,000軒が電子商取引を開始した。前年同期比191％増加し、電子商取引プラットフォームで販売された農産物の総額は3倍の9,440億VND（約45億円）に達した。これは、同省と自治体当局が、郵便会社と電子商取引プラットフォームに協力を求め、農産物の流通を支援するよう働きかけた結果だという。また、今年、ベトナムのライチは、国内の電子商取引プラットフォームを通じてヨーロッパに輸出された最初の農産物となっている。

グエン・マン・フン情報通信大臣は「郵便業界は電子商取引とロジスティクスに新たな未来を見出しました。この市場は2025年までに700〜800億USD（約7兆7,000億～8兆8,000億円）に達するでしょう」と述べた。
今年の上半期には、郵便業界全体で9億USD（約990億円）近くの収益があり、昨年の同時期に比べて23％増加した。

同省はテクノロジー企業に対し、下半期は電子商取引プラットフォームとトレーサビリティシステムの開発、農家のブランド化を促進させるよう指示した。