国際協力機構(JICA)は、ベトナムの新型コロナ対策への支援を継続し、2021年末にフエ中央病院に人工呼吸器5台、心電図測定器5台、乳児保育器7台を含む医療機器を寄贈した。
これは「フエ中央病院の新型コロナ対応能力強化プロジェクト」の枠組みにおける初期支援の一部となる。
このプロジェクトでは、11種類の機器を6セット、総額2億円を納入する予定。
新型コロナの大流行は今後もベトナム全土に広がると予想されており、1日の新規感染者数は1万5,000人を超えている。
フエ省とその近隣の省では、1日の新規感染者数が増加傾向にある。2022年1月末の旧正月連休に向けて国内交通が活発化し、感染者が急増することが懸念されている。
JICAは、中部の中核病院として大きな役割を担うフエ中央病院を強化することで、中部の新型コロナをはじめとする感染症への対応力を高めていきたいと考えている。
また、2021年12月28日、保健省に迅速抗原検査キット16万8000個を提供した。
〈Saigon Times〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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