国際協力機構(JICA)は11月5日、新型コロナ患者の治療のための医療機器をホーチミン市のチョーライ病院に引き渡した。
この機器には、ドップラー超音波診断装置2台、6パラメータ患者モニター20台、人工呼吸器10台、デジタルポータブルX線装置1台が含まれる。
JICAは2021年7月、チョーライ病院からの要請を受け、医療機器の提供を決定した。今回の支援は、JICAベトナムの南部地域における新型コロナウイルスパンデミック対策支援プログラムの枠組みの中で行われる。
支援総額は1億2,000万円で、2022年3月31日まで分割して同病院に引き渡される。
贈呈式では、JICAベトナム事務所長の清水曉氏が、新型コロナパンデミックの第4波の中で、苦難と重責に耐えてきたチョーライ病院の医療スタッフに感謝と賞賛の意を表し、この支援が南部地域の医療能力の強化に貢献することを期待していますと話した。
JICAがパンデミック対策のためにチョーライ病院を支援するのは、2020年7月の最初の委託支援に続いて2回目となる。
〈Nhan Dan〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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