国際協力銀行(JBIC)が実施したエネルギー及びサプライチェーン開発分野での304件のプロジェクトは、ベトナムのグリーン成長促進に貢献し効果をあげている。
国際協力銀行(JBIC)アジア太洋州地域統括の松田氏は今週ベトナムを訪問した際、現地関係者と会談しベトナムは引き続きJBICの重要なパートナーであり、今後さらに協力を強化していくことを明らかにした。
また、官民連携(PPP)によるベトナムのエネルギー転換やインフラ整備、サプライチェーンの強靭性強化、社会的課題への対応などを積極的に支援してきたと述べた。
国営企業資本管理委員会(CMSC)の副委員長によるとエネルギー及びサプライチェーン開発分野においてJBICが融資した304件のプロジェクトは効果的であり、ベトナムのグリーン成長促進に向けた継続的な取り組みに貢献しているとのことです。
ベトナムのエネルギー転換プロセスをさらに促進するため、JBICはベトナムの関係機関と政策対話を実施している。
さらに計画投資省副大臣とも会談した。
会談では副大臣がJBICの再生可能エネルギーや気候変動プロジェクトへの支援に謝意を示し、同行のグローバルなアプローチやインフラ投資への注力はベトナムの開発ビジョンに合致しているとして、ベトナムが2050年までに炭素排出量ゼロを達成するというコミットメントを実現するために、JBICが持続可能な開発のための具体的なプロジェクトにおいてベトナムを引き続き支援することを要請した。
また、日本経済団体連合会傘下の日越経済委員会と連携し、日越共同イニシアティブの第8フェーズを推進し、日本企業のベトナムへの投資が効果的で相互に有益なものとなるよう取り組んでいくことを表明した。
JBICは日本政府が100%出資する機関で総資産1440億ドル(約19兆2800億円)の国際金融市場をリードする公的金融機関である。
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