限定車ゴールドメッキのホンダ・モンキーが112万円で販売

ゴールドメッキパーツを多用した50ccの4ストロークバイク「ホンダ・モンキー」が、約2億ドン（約112万円）の価格で販売されている。

ホンダは日本における排ガス規制のため、2017年8月からモンキーの製造を中止すると発表したが、このバイクのラインナップが50周年を迎えたことを記念して現地販売限定で500台の特別仕様を発売した。
2021年8月の販売価格は約4000ドル（約52万円）だった。
このバイクは世界5000台が限定生産されている。

ホンダ・モンキーは1961年に発売された二輪車でこれまでに数多くの特別仕様車が発売されてきた。
この限定車は、燃料タンク、フェンダー、ハンドル、ライトフレーム、エキゾーストパイプの遮熱板、ショックアブソーバにゴールドメッキを施しているのが特徴である。
さらに、車体には「限定車」と記されている。

現在、代理店で販売されているこのバイクは7キロ走行したもので二輪車の収集に熱心な顧客をターゲットにしたものだそう。
その希少価値から多くのコレクターがお金を払ってでも所有したいと思っているという。

サドルは低く（約560ミリ）、幅も広いが、ハンドルは大人が乗りやすいように高めに設定されている。
初期段階ではショックアブソーバーがないバイクだったが、1974年にリアショックとフロントフォークを装備された。
車体は49ccの空冷単気筒エンジンと3速変速機を中心に構成され出力は4.5ps。重量は約58kgで、一般的なスクーターの半分の重さである。