自動車の部品物流機能を担い成長を遂げてきたホンダロジコム株式会社の子会社であるホンダロジコムベトナム(Honda Logicom Vietnam Company Ltd)は、2022年6月に北部の港町・ハイフォンのDEEP C工業団地に保税倉庫と一般物流倉庫の建設を開始する。
新倉庫の総面積は5,300平方メートルで、ベトナムに保有する3つの倉庫の2倍の規模となり、同社にとって全国で最大のプロジェクトとなる。
北部最大の港湾システムであるハイフォン港と、同地域で唯一の深海港であるラックフエン港に隣接するDEEP C工業団地という戦略的立地を確保することで物流コスト面でのメリットとリードタイムの短縮を見込んでいる。
同社は日本に親会社を持ち、1963年の創業以来、日系の自動車部品物流に関する深い知見を蓄積してきた。
30万点を超える自動車部品の供給と自動車の生産計画に関する厳しい要求に応えることで、業界で最も独自性をもつロジスティクス・ソリューション・プロバイダーのひとつに成長した。
DEEP C工業団地はベトナム北部地域最大級の工業団地で、現在、ハイフォン市とクアンニン省に合計3,400ヘクタールの工業用地を運営している。
25年にわたり、日系企業を含む120社以上の企業が入居し、ここ数年、自動車部品、電子機器、物流など、さまざまな高付加価値産業の投資家を惹きつけている開発業者となっている。
〈VietnamPlus〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。