ホンダが部品不足で購入者に影響

ベトナムのオートバイ市場で80％のシェアを持つホンダが部品不足に直面している。

オートマチックバイクを購入しようとした人はHEAD（Honda Exclusive Authorized Dealers）で価格は4400万ドン（約24万5000円）と提示され納車まで2、3週間待たなければならないという。

以前はホンダのバイクが納車されるまで購入者は2〜3日、特別なオプションの場合は2週間程度しかかからなかったが現在では2週間から1カ月待ちとなっている。

生産不足と納期の長期化が予測されるため、多くのショールームではデポジットを取るのを止めている。

特にヴィジョン（Vision）、リード（Lead）、SHモード（SH Mode）といった現地組立モデルが最も大きな影響を受けている。

ベトナム二輪車製造者協会によるとホンダは昨年200万台を販売し市場シェアの80％を占めている。
他の生産者の供給はより安定しているが市場を満足させるにはシェアが小さいという。

ホンダの供給不足は自社の販売だけでなく、アクセサリーや塗装、メンテナンスなどの関連事業にも影響を及ぼしている。