日本政府からの返還義務のない援助を利用した「日本無償資金協力による人材育成奨学金プロジェクト(JDS)」が1月7日に正式に発足した。
このプロジェクトは、ベトナム教育訓練省、在ベトナム日本国大使館、独立行政法人国際協力機構(JICA)の協力によって行われる。
JDSは授業料、往復航空券、毎月の生活費、その他の手当を支援する完全な奨学金プログラムで、2000年に始まりこれまでに751名がこの制度で渡航している。
特に、ベトナムの社会経済発展に貢献することが期待されるベトナム人幹部や公務員を対象としている。
今年度JDS奨学金プログラムへの応募締め切りは2月7日で、5月中旬に最も優秀な候補者45名が選ばれ、2022年8月に修士課程に参加するために日本へ出発する。
2021年から2024年の間、経済、交通、都市開発、エネルギー、産業人材育成、医療・社会保障、農業、農村開発、環境、気候変動・環境災害への適応、法制度・行政能力強化などの分野を対象に、2年間の英語による修士課程への奨学金を提供する予定。
〈Nhan Dan/Saigon Times〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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