在ホーチミン日本国総領事館の代表団は、日本政府の助成プログラムやプロジェクトによる資金調達を検討する基準調査のためにカマウ省におけるプロジェクトを視察した。
まずは2017年に完成したダムドイ地区、カイヌオック地区の4つの農村橋(資金総額約17億ドン/約960万円)を訪れた。
この橋梁プロジェクトは地域の交通・流通活動に有利な条件を作り、時間や移動コストを短縮することに貢献している。
さらに、2021年に教室が新設されたグエン・ビン・キエム小学校(12億9000万ドン/約730万円)、医療機器を提出したカマウ眼科皮膚科病院(14億ドン/約800万円)を訪れた。
同病院の副院長によると医療機器を受け取って以来、毎日、病院は省内外から来る約150人以上の患者の診察・治療を行っているという。
これらの機器は眼科検査と治療の質を向上させ、白内障手術の最新技術を利用できるようにし、失明の割合を徐々に減少させている。
その後、障害児のための新しい教育機器、衛生設備、医療機器の承認を待っている包括的教育開発支援センター、精神保健センター、カイヌオック地区総合病院、トイビン地区総合病院を訪問した。
在ホーチミン日本国総領事館の土井真理子代表は、ベトナムと日本の外交関係樹立50周年に際して、二国間の友好協力関係が様々なプログラムやプロジェクトを通じて両国民がますます親密になることを確信している。
また、関係部署や地方公共団体がプロジェクトのメンテナンスに注意を払い続けることを希望しますと述べている。
1998年から2021年までのカマウ組合の統計によると、国際協力機構(JICA)が主催する火災後の森林再生プロジェクトに加え、在ホーチミン日本国総領事館は同省のために、学校建設、農村橋、医療機器の提供など11の助成プログラムおよびプロジェクトを承認した(総資金は186億ドン/約1億500万円)。
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