観光省は10月から6か月間、フーコック島でワクチンパスポートを試験導入する予定で、期間中に4万人の外国人観光客を受け入れたいとしている。
計画では最初の3か月間はチャーター便で毎月2,000〜3,000人の外国人観光客を誘致し、同省が承認した隔離されたリゾート地や観光地にのみ滞在が許される。後半の3か月では、定期航空便で到着する観光客を含めて5,000〜10,000人に増やしたいとしている。観光省は新型コロナウィルス(COVID-19)ワクチンの接種率が高い中国、韓国、日本、台湾、米国、ドイツ、ロシア、英国、フランスなどからの観光客に期待している。
外国人観光客がフーコック島に入るためには、ベトナムで承認されたワクチンを2回接種したことを証明する書類を提出する必要がある。2回目のワクチン接種は、入国日の14日から12か月前に限る。新型コロナウィルスに感染し回復した人は、治療を受けた国の証明書が必要である。この場合、退院日が入国日から12か月以内でなければならない。また出発前72時間以内のPCR検査陰性証明書も必要となる。
この計画に向けてキエンザン省はフーコック島民の集団免疫獲得のため、9月までに島の人口70%と観光業に携わる人にワクチン接種を終えたいと考えている。
観光関係者によるとベトナム最大のフーコック島は、本土からも離れており、空港や宿泊施設などのインフラ設備も整っているので、ワクチンパスポートを試行するには適しているという。
〈Vn Express〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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