ホーチミン証券取引所 全業務オンライン化

ホーチミン証券取引所(HoSE)は、8月9日より取引所は直接取引を中止し、全てオンラインで業務継続することを決定し市場運営には影響がないと発表した。

この決定は、新型コロナウイルス(COVID-19)感染対策ため、敷地内で仕事・食事・宿泊をする体制をとっていたが、先週の検査で数名の陽性者が確認されたためだ。

ベトナム国家証券委員会によると、HoSEは想定されるあらゆる状況への対応を計画しており、同取引所のシステムは様々な場所から操作が可能で取引所から離れた場所に危機管理センターを設置しているため、市場は通常通り機能するという。さらに4月下旬に新型コロナウイルス感染第４波が始まって以来、スタッフ全員が交代制で勤務しており常に円滑な取引を保証すると述べた。

同取引所には469銘柄が上場しており、その時価総額は4兆9,200億VND(約240億円)を超え、これはベトナムの2020年のGDPの78％に相当する。