ホーチミン市は、1兆6700億ドン(約90億円)を投じて地下鉄1号線のコンサルタントを担うNJPTアソシエーション(NJPT Association)とのサービス再開の決定書に署名した。
今回の決定により、ホーチミン市都市鉄道管理局(MAUR)はNJPTとゼネラルコンサルティング契約の第19号付属文書を締結することができ、NJPTはこの路線を運行するための運転手とスタッフの訓練を再開することができる。
MAURは2007年に、地下鉄1号線の総合コンサルティングを行う契約をNJPTと締結していた。
コンサルティングの内容は、基本設計・建物入札ファイル、入札の整理、契約後の期間(設計審査、工事監理に関する業務を含む)、メンテナンス、メンテナンスコンサルティングの5つのフェーズに分かれていた。
この契約は、当初2015年完成というスケジュールに基づいて結ばれた。
その後、数回の延期を経て2021年末に完成し今年から商業運転に入る予定だったが、新型コロナの影響により再び延期された。
この遅延により投資家とコンサルタントは、第19号付属文書を追加することを余儀なくされていた。
NJPTは昨年1月、ハノイのベトナム鉄道大学と共同で開催した地下鉄の運転手や職員を養成する講座に関する支払いは第19号付属文書の締結後でないとできないとして保留にした。
半年後には同路線の情報技術システムの導入など、地下鉄プロジェクトに対するさらなるコンサルタント業務を停止した。
2012年に着工したこの路線は、現在89%が完成している。
同市は今年中の営業運転開始を目指していたが、新型コロナの発生で来年にずれ込んだ。
〈VnExpress〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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