ホーチミン市 23日から終日外出禁止

投稿: KilalaAug 23, 2021

ⓒ Saigon Giai Phong

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ホーチミン市は、8月23日(月)午前12時から15日間、午後6時~翌日午前6時としている現在の外出禁止措置を終日とし規制を強化した。市は人々に常に「その場に留まる」ことを要請し、個人、家族、住宅地、区の間での安全な距離の確保を厳守するよう求めている。

今回の対策強化は、数週間にわたって厳しい社会的距離を置く措置が取られたにもかかわらず、ここ数日、南部の都市で市中感染者が増加していることを受けたもので、現在までに17万人以上の感染者を確認し国内の新型コロナウイルス震源地となっているためだ。

各自治体は感染状況に応じて区域ごとに管理をする。感染者の少ない区域(グリーン、イエローゾーン)は、各家庭が週に1度だけ食品や必需品を買いに行くことを許可される。生活が困難な人々には「社会福祉パッケージ(1週間分の米、野菜、食用油、調味料)」が用意される。
感染者が多くリスクが高い区域(オレンジ、レッドゾーン)は、各地域の人民委員会の管理下にある特別作業チームが住民に代わって食料品や必需品を購入し、戸口に配達するほか、経済的に困難な人々の社会福祉を保証するための活動を行う。

外出が許可されているのは、予防接種に出かける人、新型コロナウイルス予防活動に携わる人、スーパーマーケットのスタッフ、空港や航空会社の乗務員、必要不可欠なサービスを提供する人、慈善団体や検疫所で食事を提供するスタッフ、記者やジャーナリスト、郵便局員、電力・水道・通信などの公共事業に携わる人、環境保護に携わる人などに限る。いずれの場合も、職場で発行された許可証と身分を証明できる制服が必要となる。

企業と国家機関は、労・食・住を集約、または労働者が自宅や宿泊施設と工場の間を決められたルートでのみで移動することを実施する。荷送人の活動は区域ごとに活動を制限される。

また、ハノイや北部の省から派遣された軍医隊員が市の移動診療所や地域に根ざした新型コロナウイルス予防チームと協力して、自宅で孤立している患者に治療や医療支援を行う。さらに検査や予防接種を行い、その他の緊急事態にも対応する。

〈Viet Nam News/thong tan xa Vietnam/Saigon Giai Phong〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。

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