ハノイは自動販売機のネットワークを拡大中

投稿: KilalaJul 7, 2022

ⓒ VietnamPlus

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ハノイは消費者により良いサービスを提供するためにより多くの公共スペースに自動販売機を設置している。

ハノイ市産業貿易局の局長代理によるとネットワークを拡大することは首都が近代的な売買を促進し観光を後押しすることにつながりますと述べている。

これを好機と見てメーカーはタッチスクリーン、転倒検知センサー、統合課金、QRPay、Zalopay、Momoなどによるモバイル決済など幅広い機能を備えた新型マシンを設計している。

ホアンキエム湖周辺は人通りが多く、毎日運動をしている人も多い。そのような人たちからは、飲み物の値段は明確に表示されており、1つあたり5000ドンから10000ドン(約29~58円)程度で便利だという評判を得ている。
また、衛生面でも優れておりもっと多くの場所に設置するべきだという声もある。

ハノイの自動販売機業者の一つであるVVM Investment and Trade JSCの関係者によると、ホアンキエム湖周辺に設置された自動販売機の月収は1200万~1500万ドン(約7万~8万7000円)と非常に高いという。
Minh Lam Vending Machine Co.の代表によるとバーディン地区(Ba Dinh)とタイホー地区(Tay Ho)の自動販売機の売上は500万~1200万ドン(約2万9000~7万円)であると話す。

ハノイ市産業貿易局のデータによると、飲料やスナックを販売する自動販売機は首都圏に717台ある。ホアンキエム湖周辺やバーディン区、タイホー区の歩行者専用道路や市中心部、オフィスビル、アパート、バスステーション、ショッピングモールなどに設置されている。

同局は、公園、庭園、記念碑や遺跡、学校、病院、映画館、ショッピングセンターなど、自動販売機の設置に適した公共の場所のリストを作成中だ。設置後はbandomuasam.hanoi.gov.vnのショッピングマップサイトや観光マップに自動販売機のネットワークが公開される予定。さらに飲料やスナックに加え、新鮮な果物、手工芸品、美術品、土産物なども販売される。

4月、ハノイ市人民委員会の副委員長は、ハノイとベトナムの至るところで見られる露天商や行商の代わりとなるように、今後2025年までに首都の公共施設に自動販売機を設置する計画を承認した。
この計画では小売モデルを近代化し消費者に提供する商品の透明性を高め、キャッシュレス決済に向けた取引を推進することも目的としている。

計画によると、各マシンは2〜3平方メートルのスペースを占め、互いに約500〜1000メートル離れて配置される予定で、実用的な需要に応じて1つのエリアに最大4台のマシンを隣接させることも可能としている。

〈VietnamPlus〉
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