全面再開を前に観光客の入国制限を緩和

観光省は3月中旬の観光全面再開を前に、現在実施中のワクチンパスポート試験プログラムによりベトナムに入国する旅行者の制限を緩和した。
3月15日まで有効な外国人の到着を歓迎する新しいガイドラインを発表し、外国人観光客や海外のベトナム人がチャーター便だけでなく、通常の商業便でベトナムに到着することを許可した。

外国人観光客は、ワクチン接種済み、または新型コロナから回復していること、出発前72時間以内に行われたPCR検査で陰性であることを証明する必要がある。
また、ツアーパッケージでしか来ることができない。

事前に登録したツアーパッケージに参加して3日後、PCR検査で陰性であれば、ワクチンパスポートプログラムで外国人観光客の受け入れを承認された他の自治体を自由に訪問できるようになる。
現在、外国人観光客が訪問できるのは、カインホア省、キエンザン省、クアンナム省、クアンニン省、ビンディン省、ホーチミン市、ダナン市となる。

また、これまで5万ドル（約5万8000円）の加入が義務付けられていた医療保険や旅行保険（新型コロナの治療費を含む）が2万ドル（約2万3000円）以上加入すればよい。

3月15日から、ベトナムは新しい条件下でインバウンドとアウトバウンドの観光を再開し、外国人観光客はツアーパッケージを予約せずに自由に旅行することができる。