ホーチミン市のオフィス賃料が新型コロナ前の水準に戻る

投稿: KilalaJul 4, 2022

ⓒ VnExpress

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ホーチミン市ではオフィススペースが不足しているため、賃料が新型コロナ流行以前の水準に上昇し、空室率は低下している。

不動産コンサルタント会社のKnight Frankによると、グレードAの賃料は第2四半期に前年同期比5.2%上昇し、1平方メートル当たり57.71ドル(2020年レート/約5900円)となった。
今年に入ってからの新規供給はなく、空室率は第1四半期から0.5ポイント低下し6.6%である。

テナントは依然としてビジネス街の中心部が人気だが、1,000平方メートル以上のスペースが必要な場合やリソースが限られている場合には、より遠い場所も検討しなければなりませんと、Knight Frankは述べている。

グレードBの賃料は前年同期比5.9%増の33.79ドル(約4500円)だったが、一部の家主が集客のために値下げしたため、前四半期比では0.7%下落した。
空室率は前四半期より0.7ポイント高い8.2%だった。

多くの企業がビジネス中心地区以外の地域への移転や、従業員にリモートワークをさせることを検討している。

面積が4,000平方メートルまでのBグレードのオフィスに対する需要は主に非ビジネス中心地区で高くなっている。
非ビジネス中心地区での供給は前年比22%増で、主に7区とビンタン区(Binh Thanh)で新しいプロジェクトが立ち上がっている。

グレードAの賃料は新規供給が開始される2023年から2024年まで上昇を続け、グレードBの賃料は横ばいから2024年に下落するとKnight Frankは予測している。

〈VnExpress〉
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