不動産コンサルタントJLLによると、南部の5つの地域(ビンズオン省、ドンナイ省、ロンアン省、バリア・ブンタウ省、ホーチミン市)では、工業用地の賃貸料が、第2四半期に前年同期比7.1%増の1m2あたり約260万VND(約1万2380円)と急騰し新たなピークを迎えた。
バリア・ブンタウ省の工業団地はパンデミックにもかかわらず、大規模な敷地が必要とする多くの重工業と工業用地の不動産契約をかわした。稼働率は工業団地が85%、既存の工業が86%に達した。
前四半期には、ロンアン省のチャンアンタンフー工業団地(Tran Anh Group運営)が参入。幹線道路、タンソンニャット国際空港との接続もよく、港湾システムも備えたこの工業団地は25,220haの敷地があり、ホーチミン市を囲むビンスオン省とドンナイ省の工業団地とともに注目を集めている。
また、現在進められているファンティエット-ダウジャイ間の高速道路やビエンホア-ブンタウ間の高速道路などの主要なインフラ整備により、今後さらに工業用地の需要が高まり、それに伴い賃料も上昇していくと予想される。
JLLによると、ベトナムの上半期のGDP成長率は5.64%と急上昇し、ベトナムの工業団地は多くの製造業者を惹きつけているという。
〈Vn Express〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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