期待される労働力輸出市場の拡大

投稿: KilalaApr 7, 2022

ⓒ VOV

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労働・障害・社会省の海外労働局は、今年、9万人の労働者を海外に派遣させるとともに、市場をヨーロッパとオーストラリアに拡大することを目標としている。

新型コロナの影響により、昨年、ベトナムは労働者輸出において年間目標の50%しか達成できず、45,058人の労働者が海外に派遣された。

今年は大規模なワクチン接種と予防対策が変更されたため、多くの国がベトナムからの労働者を含む外国人労働者に門戸を開いている。

具体的には、台湾が2月から外国人労働者の受け入れを再開し、韓国は2022年に5万9000人の外国人労働者を必要とすると発表し、日本は入国規制を緩和して3月から毎日上限5000人の入国者を受け入れ可能としている。

2022年3月15日現在、ベトナムは2026人の労働者を労働契約に基づいて海外に派遣しており、そのうち451人が日本、363人がシンガポール、325人が韓国、248人が台湾、99人がハンガリーに派遣されている。

ヨーロッパでは、ポーランド、リトアニア、ハンガリー、ブルガリア、キプロス共和国、トルコ、スロバキア、ベラルーシ、ポルトガルの9カ国が、ベトナムからの労働者を受け入れている。

多くの労働者派遣会社は、海外での仕事のために最大で数千人の労働者を募集している。
しかし、労働者はパンデミックへの懸念から海外に出ることを躊躇しているため供給を満たしていない。

海外労働局によると、今年は労働者が高く安定した賃金を受け取ることができる市場に対して、新たな労働協力契約を結ぶことに焦点を当て、労働者の訓練を実施し、受け入れ市場の要求を満たすために必要な条件を整える予定である。

特に、ドイツ、ロシア、オーストラリア、イスラエルなどの有望な市場への進出拡大を図る。

現在、ドイツでは約4万人の医療従事者、自動車関連や接客業に従事する多くの労働者が必要とされている。

副局長によると海外労働局はベトナムの在外公館およびベトナム人労働者の受け入れ国の公認機関と緊密に連携し、労働者の状況を注視し、労働者の正当な権利と利益を確保するという。

〈VOV〉
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