ベトナム・ホーチミン市―ロンタイン(ドンナイ省)―ザウザイ(同)間高速道路の拡幅計画を実施しているミートゥアン・プロジェクト管理委員会は、事業資金に国際協力機構(JICA)の融資を活用する案を運輸省に提出した。
この工事には5億7,200万USD(約636億円)の費用が必要で、その79%は日本の国際協力機構(JICA)が提供する政府開発援助(ODA)の融資を使い、建設、設備、技術設計コンサルタント、監督、および偶発的な費用とする。
残りの約1億2,000万USD(約130億円)は政府の受け入れ担当機関の資金で、建設費や臨時費用に関連する付加価値税、用地整理、プロジェクト管理などに充てられる。
計画では、高速道路の拡幅区間は、ホーチミン市トゥードゥック市のアンフー交差点からドンナイ省ロンタイン郡のビエンホア-ブンタウ高速道路までの24kmを4車線から8車線にし、時速100~120キロで走行できるようにする。
また、ソンタック橋とロンタイン橋の2つの橋については、それぞれ10車線と9車線に拡大することが提案されている。
今回のプロジェクトは、高速道路の容量を改善するだけでなく、2025年に開港するドンナイのロンタイン国際空港(ベトナム最大の空港となる予定)に伴う将来の交通需要にも対応することが期待されている。
〈Vn Express〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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