兵庫県伊丹市の老人福祉センター「市立サンシティホール」にある大型パイプオルガンが、ベトナム・ハノイの教会へ無償譲渡されることが決まった。
昨年11月、関係者の紹介を通じて、大分県の教会に所属するベトナム人の司祭から「故郷の教会ではあまり見られないパイプオルガンを設置したい」と申し出があった。
その教会はハノイの最も古いローマカトリック教会として有名な聖ヨセフ大聖堂で、19世紀後半のネオゴシック様式の姿は観光地としても有名である。
このパイプオルガンは伊丹市の姉妹都市ベルギーで製造された特注品で1993年に設置された。その大きさは高さ約7メートル、パイプは1696本ある。
〈神戸新聞〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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